目次
飛蚊症でお困りの方へ
目の前に虫がいるような状態や、ひどくなるとクラゲのような物体が目の前に浮かんでいたり、もしくはカエルの卵とか数珠のようなものが目の前にずっとあったりする場合、飛蚊症と診断されることが多くあります。糸くずのようなものが見える場合もあります。
このような状態になると、まずは眼科へ行き、診断をしてもらって下さい。万が一、もっと厄介な状態になってしまていると大変だからです。老化で起こる、ある意味正常な飛蚊症と違って、病気によって起こっているものであれば、それはきちんとそれなりの対処をしなければならないからです。ここでお話しするのは年齢とともに起こってしまう飛蚊症についてです。
眼科へ行き、年齢のせいで起こっている飛蚊症という診断をされると、これは生理的な飛蚊症となります。誰もが陥りますので、病気とは少し違います。
飛蚊症の原因
飛蚊症の原因については、ネットで調べればすぐに出てきます。眼球の中にある硝子体というゼリー状の物質が加齢に伴って変性し、濁りが出てくるとそれが影になって網膜に写ってしまい、結果的に何かあるように見える、というか感じる状態になります。
この飛蚊症をバチっと治す方法は、西洋医学にも東洋医学にもありません、というのが現状ではあるのですが、諦めるのはまだ早いです。
飛蚊症も、基本的には目の組織への液体循環の改善をしていくことが解決に繋がっていきますので、血流をはじめとする目の「流れ」の改善を治療の手段として当院では取り組んでいきます。
飛蚊症の治療方法
目に対する流れ改善をどのような方法で行なっていくか?というと、一つには頭蓋治療になります。目は頭蓋骨の一つである前頭骨の下にあり、これまた頭蓋骨の構成部品である蝶形骨の前に配置されています。さらに、視覚は後頭葉にありますので、後頭骨も大きく視覚に関わっています。
大きくはこの3つの頭蓋骨構成部品を治療していくことになります。
次に治療するのは首の骨、つまり頚椎です。心臓から顔面部へ血が送られるわけですが、この時かならず頸椎を通ります。つまり頚椎に歪みなどがあると、顔面部・眼球にうまく血流が行きませんし、血液だけでなくその他の体液も流れが阻害されてしまいます。よって、首から上の症状を抑えるには頚椎の調整は必須になります。
もう一つは肝臓です。東洋医学では肝臓は眼と繋がっていると考えており、眼の治療のために肝臓治療を行うと、すごいことに眼が改善してきます。こういうのを何度も目の当たりにするたびに「東洋医学はすごいな」と思うわけです。
東洋医学で眼の治療や肝臓の治療をする場合には、鍼灸を使うこともあります。
しかし、どうしても鍼灸は怖いと思われる方には手だけで治療を完結させることも可能です。
無理やり鍼灸をすることはしませんのでご安心くださいね。
ここまで書いてきましたが、飛蚊症治療においては
①頭蓋骨の治療
②頚椎の治療
③肝臓の治療
この3つをメインとして行なっていきます。
付随症状として肩こりや腰痛があったらそれも治療していきます。
肩こりや腰痛が飛蚊症の原因になっていることもあるからです。
こうした治療を続けることで飛蚊症を改善される方が多くおられます。
飛蚊症だからと言って諦める必要は全くありません。
少しでも今より改善、今よりも酷くならないように調整していきましょう。
監修
柔道整復師 鍼灸師 藤本 誠
大阪府池田市菅原町2-5 イワイビル2階
藤本鍼灸整骨院
でんわ 072-753-8500
何かご相談がございましたら、LINEの方にご連絡下さい。できるだけ早めにご回答を差し上げるように努めてまいります。
【LINEのアドレス】
http://urx3.nu/P5KL
この記事へのコメントはありません。