声の調子が戻った|藤本鍼灸整骨院 池田市菅原町

目次

風邪をひいて声が出なくなってしまった

年末に風邪をひいてしまい、声が出ないまま年始を迎えてしまった方がおわれます。

この方の声が戻ったのは、年明け1月3日のことでした。

声が戻ったきっかけ

声が戻ったきっかけは、薬とか病院とかではなく「ゆっくりと過ごしたこと」でした。

いつもなら風邪で声が出なくなると、2週間ほど調子が悪い状態が続いてしまうそうですが、今回は1週間以内にスッキリ治ってしまいました。

何故かと言うと、お正月にゆっくりできたからだそうです。

娘たちも来てくれて家事を手伝ってくれるので、主婦業もそこそこに済ませることが出来たことで、かなりゆっくりと過ごせたそうです。

特にご主人の相手を娘がしてくれるので、自分でしなくても良かったのがストレスからの解放に最も役立ったとか(笑)
※ご本人談

「風邪やのどの調子にも、大きくストレスが関わっていることがとてもよく実感できました。」

とのことでした。

ストレスと身体の関係

今回は、このような例を出してストレスとお身体の関係についてお話しさせて頂きましたが、実際にストレスは身体に大きな影響を与えます。

例えば、これから美味しいイタリアン料理を食べるという時に、大切な人が事故で亡くなったことを耳にしたら?美味しい料理も美味しくなんて感じませんよね。

身体と心は密接に繋がっています。

だからといって、何でもかんでも身体の不調を心のせいにするような風潮もありますが、それは少し違います。

当たり前の事ですけど、順番としてはまず、身体の不調が身体のどこかの不具合に起因しているかどうか?をチェックして、その上で何も異常がないとなってはじめて、心の問題に取り組むという流れになります。

ただし、心の問題に入る前に一つやっておきたいこと、それは脳のチェックです。

本来の機能通りに脳が働いてくれていれば何の問題もないはずなのに、脳の一部の血流が不足していたり、あるいは脳脊髄液の流れが悪くなっていたりすると、もともと発生しないはずの心の問題が発生したりしてしまうことがあります。本来、悩まなくていいはずのことを悩んでみたり、言わなくてもいいはずのことを言ってみたり、思い出せるはずのことが思い出せなかったりするわけです。

これを脳の機能障害と位置づけています。

脳は頭蓋骨に守られていますが、この頭蓋骨は実は紙切れ1枚ほどの動きにはなりますが、わずかに動いているのです。この動きに左右差や、ある一部がうまく動けていないといったことが起こると、脳の機能障害に繋がっていくのです。

この頭蓋骨の動きを捉え、不具合のある箇所の調整を行うことで、脳の機能障害が改善されていきます。視力や聴力など、首から上の症状については、頭蓋骨調整で改善するケースが非常に多いです。もちろん、思考についても頭蓋骨調整により、本来持つ能力が開花されます。

さて、ここまで色々とお話ししてきました。

身体の調子はストレスと大きく関係する
身体は心と連動する
心は脳と深く関わり、心の不具合は脳の機能障害によるところもある

当院では身体の痛みの原因がどこにあるか?を突き詰めて、その上で治療にあたっていきます。

治療的診断と言いまして、治療を進めながら診断していくというスタイルをとっています。

具体的には、例えば肩が痛いという患者さまが来られて、検査していくと骨盤のズレが原因だったとします。その原因に対して治療計画を立て、治療を進めていきますが、数回の治療後に検査をし直すと、今度は骨盤は良くなっているけれど、肋骨の動きに不具合があることが判明したりします。そこからは肋骨の治療も加えていきます。

このように、治療を進めながら診断をしていくというスタイルを当院では取っています。

病院や整骨院や整体屋さんへ行っても、なかなか改善していかないとお悩みの方は、もしかすると最初の診断だけで終わってしまい、その後は漫然と治療を進めているのかもしれません。

人間の身体は日々、変化し進化しています。症状は同じでも、原因は移り変わる事もあります。膝が痛くて原因は半月板だったとしても、ではなぜ半月板に問題が生じているのか?を診ていくと、最初はモモ裏の筋肉の硬さが原因になっていたとしても、3ヶ月後にはモモ裏は改善しているものの、今度はスネの部分の筋肉の硬さが原因だったりするわけです。一つ一つ定期的にチェックしながら治療を進めていかねばなりません。

そして驚くことに、例えば腰痛の原因が肝臓の硬さだったりすることが非常に多くみられます。つまり、身体の痛みは内臓起因のことが多いということです。

難しい言葉で体性内臓反射というのがあります。内臓と身体も密接な繋がりを持っており、内臓の不具合を身体の痛みということでお知らせしてくれます。ですので、身体の痛みを痛み止めなどで安易に止めてしまうのはよくありません。しっかりと痛みと向き合い、痛みの原因を知るように努めて、その原因に対して治療していく必要があるのです。症状に対してばかりアプローチしていても、それは臭いものに蓋をしているだけであって、臭いものそのものを除去しない限り身体が治ることはないのです。

監修
柔道整復師 鍼灸師
藤本 誠

藤本鍼灸整骨院
〒563-0055
大阪府池田市菅原町2-5 イワイビル2階
電話 072-753-8500

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