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膝の痛みについて
膝が痛いと困りますよね。
この記事ではお膝の痛みに対してどうしていけば良いかお伝えしようと思います。
痛みの原因
痛みの原因はいくつもございます。
変形性膝関節症
半月板損傷
靭帯損傷:前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、など
離断性骨軟骨炎
オスグッド病
スポーツによる膝の障害
膝関節捻挫
O脚、X脚
膝のお皿の位置異常:膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
など、挙げたらきりがないほどです。
細かい病名については整形外科医にお任せするとして、この記事ではいずれの場合においてもどうすべきか?基本的な対処法をお伝えしたいと思います。
と同時に、鍼灸整骨院という手技療法を用いた治療院において具体的にどう施術していくかについてもお伝えしてまいります。
手術をしたくない、注射をしたくない、薬に頼りたくないという方はぜひお読みいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
基本的な対処法
冷やす
炎症が起きているから痛みが出ます。
痛みを軽減させるには炎症を抑えれば良いので冷やすと効果的です。
冷やすと炎症は治まって腫れもひきます。
ただ、前提として「炎症は患部が治るために起こっている生体現象」ということを理解しておきましょう。
炎症=痛み、腫れは、患部が治るために人間の体があえて起こしてくれている生理現象なので、これを無理に抑えてしまうと治りは遅くなります。
とは言え、痛みが強いとスポーツどころか、歩くことすらつらくなります。
動かないとこれもまた治るのを遅らせてしまいます。
ですので冷やすこともしながらうまく痛みを調節してできるだけ日常生活を送るようにしましょう。
基本としては「急性期には冷やす」という考え方で大丈夫です。
温める
温めると患部の循環がよくなり治るのが早まります。
ただ、痛みは炎症の結果でして、温めると炎症は強まり痛みは強くなる傾向にあります。
風邪をひくと熱が出ますよね?
発熱は風邪を治すために体内で起こった炎症によるものです。
お膝にも同じことが起こっていて治すために炎症になって赤くなったり腫れたり熱を持ったり痛くなったりしています。
温めると炎症は強くなりますので痛みも強くなる傾向にあります。
基本としては「慢性期には温める」で大丈夫です。
固定する
固定の方法については、その人それぞれの生活様式によります。
スポーツ選手や動き回る子どもの場合
伸縮性のテーピングで固定します。
可動性を失わず、かつ固定するという難易度の高いテーピングを行います。
痛みがつらすぎる大人や高齢者の場合
伸縮性包帯で膝関節を固定すると快適に生活できます。
サポーターと利用しても構いません。
サポーターはドラッグストアや東急ハンズ、スポーツ用品店などに売られています。
さほど痛くはない大人
固定の必要はありません。
治療はしましょう。
治療して日常生活を送っていただければ問題ありません。
当院での施術
痛みの除去:指圧マッサージ、鍼灸、電療
まずは痛みの原因となる硬くなっている箇所などを調べてその患部を緩和していきます。
指圧マッサージ、電気治療、鍼灸治療で痛みを除去していきます。
痛みが起こらないようにする:整復療法
関節や筋肉の整復を行います。
これを整復術といいます。※柔道整復師だけが行える手技療法です。
分かりやすく言うと姿勢強制です。
ゆがみやねじれを取り除いて痛みが発生しないようにお体を整えます。
運動療法
整復によって整った状態を維持するためには運動療法も行ったほうが良いです。
運動療法をすることで関節を良い状態でキープする筋肉を強化できるだけでなく、動かすことで炎症物質も流れやすくなり膝は楽になります。
膝が良くなるための運動療法もそのひとそれぞれです。
状態に合わせてどういった運動を行っていくか横について一緒にやっていきます。
マンツーマントレーニングとご理解ください。
以上、最後までお読み下さいまして誠にありがとうございました。
大阪府池田市菅原町2-5 イワイビル2階
藤本鍼灸整骨院
電話 072-753-8500
監修
柔道整復師、鍼灸師
院長 藤本 誠