側弯症について(側湾症)
側弯への対処法
当ブログへお越しくださいまして誠にありがとうございます。
この記事にお越しの方はお子さまが健康診断や整形外科で側弯と診断され、不安になられているかと思います。
そういった親御さまにこの記事をお読みいただき、少しでも安心していただければ幸いです。
ではまいりますね。
目次
側弯症とは
ここでは医学的な難しいことは書きません。
要は背骨がゆがんでしまっている状態を側弯と言います。
側弯にも程度がありまして、特に何もせず経過観察の場合もあれば、装具をつけないといけないレベルまであります。
ここでは経過観察レベルの程度の側弯の対処法についてお話ししていきます。
側弯への対処法
経過観察とはいうものの、果たして
ほうっておいていいの?
という不安がよぎりますよね。
この記事を書いております私は、個人的には側弯をほうっておくと良くないと考えております。
なぜなら、ほうっておいても側弯が自然に治っていくことは考えにくいからです。
もう一つは、施術や運動療法を積み重ねていけばきちんと姿勢は整ってくるからです。
後々の生活面を考えても、やはりお姿勢は整えておくべきです。
次の写真をご覧ください。
この患者さまは小学校3年生の男児です。
学校の検診で側弯と指摘を受けられまして、当院へ来院されました。
ビフォーではかなりのゆがみ、傾きが見られますね。
そこで半年にわたり、当院では整体と運動療法を行ってまいりました。
半年後、アフターのお姿勢にまで整っています。
このように、側弯は改善していくものです。
特に成長期のお子さまには、お姿勢を整えながら成長してもらいたいものです。
対処法をまとめますと
ほうっておかずに
・適切な整体施術を受けること
・適切な運動療法を受けること
です。
整体はもちろんですが運動療法についてもその人その子それぞれに合った運動=リハビリを行っていく必要があります。
運動療法についてご自身でお調べになって実践されることはとても素晴らしいことですが、できればプロに診てもらってプログラム・メニューを組んでもらうのがベストです。
では次に、側弯をほうっておくとどうなるか?についてお話しいたします。
側弯症をほうっておくとどうなる?
経過観察レベルの側弯でしたら、ほうっておいて特にどうこうなることはありません。
経過観察中に状態が悪くなってきたら装具や手術になると思いますし、特に変化なく成長していけばそのまま医療の介入はしないで済むでしょう。
しかし側弯をほうっておくと、大人になってから頭痛や肩こり、腰痛などが現れる可能性が非常に高いです。
頭痛や肩こり、腰痛を訴えるほとんどの方々はお姿勢にゆがみや傾きをお持ちですし「子どもの頃に側弯と言われた」とおっしゃる方も多いです。
側弯が原因の頭痛や肩こりや腰痛は「病気」ではないので、お医者さんへ行っても湿布や痛み止めが処方されるくらいでしょう。
あとはけん引や電気治療やホットパックくらいで、特に何か積極的な治療をするということはないと思います。
※病気の場合もございます。詳しくは医師の指示に従ってください。
また、頭痛や肩こりや腰痛だけでなく、ゆがみや傾きがあるために骨盤やお体にアンバランスが生じてしまい
・股関節に痛みが出る
・膝が痛い
・五十肩になる
こともあります。
太りやすくなったりもします。
頸椎ヘルニアや腰椎ヘルニアにもなりやすいです。
・すぐに寝違えてしまう
・眠りが浅い
・歯ぎしり
・顎関節症
・疲れ目
・スタミナ不足
・根気が続かない
などでお困りの方もいらっしゃいます。
経過観察であっても側弯症はほうっておかずに、何かしらの処置をしていくのが良いと思います。
以上です。
側弯症で心配になられている方のお役に立てましたでしょうか?
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この記事の監修者
柔道整復師 鍼灸師
藤本 誠
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