単に痛みを止めるのは治療ではありません。
●湿布を貼ったり
●痛み止めを飲んだり
●痛い箇所を揉んだり
こういうことをしているだけでは、「治る」という状態にもっていくのは非常に難しく、
至難の業と言えます。
では矯正や鍼灸をすれば治るのか?というと、そういうわけでもありません。
人のカラダは自動的に治る力を持っています。
風邪をひいても骨折しても、必ず治ります。
お医者さんが治しているワケではありません。
皆さんが自分で治しているのです。
というか、カラダが勝手に治してくれているのです。
あなたの意思とは無関係に。
「じゃあ、何が起こっても放っておけば治るのではないか!?」
ということになります。
極論、そうです。
さて、では私たちは何をしているのでしょうか?
①骨折などの、重傷でないかどうかのチェック
②骨以外の筋肉や腱や靭帯といった、いわゆる軟部組織の異常のチェック
③姿勢や歪みのチェック
④動作時における異常な動きの有無のチェック~例えば前かがみになって頂くと、急激に上半身が右に曲がっていく、など
⑤生活の中でどういう時に最も辛いか?不安な点は何か?といったことをお聴きする問診
⑥電気や手技による治療
詳しく書き出すと、もっと細かくなりますが、ざっくりこんな感じです。
これらを通じて私たちは何をしているのか?ということです。
実は痛みの原因と言うのは一つではありません。
少なくとも10以上あります。
極論、痛みの原因は「炎症」ということになりますが、なぜ炎症が起こってしまっているのか?が大切になります。
炎症はカラダが修復作業を行っているという証です。
つまり、工事中なワケです。
カラダがある箇所を工事しているとき、あなたはその箇所を痛いと感じます。
痛いからイヤだー
痛みを取り除いてくれー
という悲鳴を、あなたはあげるかもしれません。
しかしこれ、この痛みに対して、実は修復作業をしてくれているカラダに感謝することなんです。
とは言うものの。痛いのはやっぱりイヤです。
このまま治らないのではないか?
日常生活が送れない
明日、スポーツするのにこれではうまく出来ない
などなど、痛みには不安要素がセットになります。
この不安要素を取り除くのが私たちの仕事です。
また、あなたのカラダが修復作業を終える時間を少しでも早めるお手伝いもします。
あなたのカラダは何を使ってあなたのカラダを修復するのか?というと、血液を使って修理をします。
要は悪い箇所に血液を潤沢に送り込めば、自然に治ります。
人間も自然の一部ですから「自然が治してくれる」といった方が正解かもしれません。
「何を悠長なことを言ってるんだ?」
「何を呑気なことを言ってるんだ?」
というお声も聞こえてきそうですので、そうしたご要望にお応えするために、治療と併せて、痛みを止める手技療法も同時に行います。
あなたのカラダは凄いですよ!
どんな状態も治してくれます!!
私たちは、その治療行程がスムーズに運ぶように、お手伝いを致します。
この記事へのコメントはありません。