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シニアの方へ
健常な状態から要介護になる途中の人をフレイルと言います。
フレイルになると5年以内に要介護状態になると言われています。
フレイルとは簡単にいうと肉体的にも精神的にも加齢によりしんどくなってしまった老い衰えた状態です。
健常な状態からフレイルに突入する年齢には大きな個人差がありますが、例えば80歳でフレイルに突入すると83歳〜85歳で要介護状態になってしまうということです。
しかしこれは対策をすることで防ぐことができます。
たとえフレイルになっていたとしても次の3つの対策をまんべんなく行うことで十分に健常な状態に戻ることが可能です。
健康を作る3つの対策
まんべんなく行います。
①食事
巷には様々な食事療法が氾濫しています。
どれも間違ってはいないと思います。
ここでとても簡単なお話をいたします。
子どもに与えたくないものは口にしないようにする
甘いもの、お菓子、味のこすぎるもの、油っこすぎるもの、合成着色料、保存料などは口にしない
できれば子どもに食べさせたくないものってありますよね。
これを食べないようにするだけで体は良くなっていきます。
タバコやお酒を子どもに与えたくないのと同じく、お菓子や合成添加物は与えたくないものです。
タンパク質を多く摂る
細胞という細胞は全てタンパク質でできています。
老いてゆくとタンパク質が不足していきます。
フレイルを脱出するカギは筋肉にありますが、この筋肉を作るのにもタンパク質が必要になります。
胃腸などの内臓も平滑筋という筋肉でできていますし、心臓も心筋という筋肉でできています。
高タンパク食品
たまご、豆腐、納豆、チーズ、ヨーグルト
こういう食品を積極的に食べていただくと良いです。
②運動
フレイル脱出のために非常に重要な項目です。
鍛えるべき筋肉は決まっています。
なかでもスクワットや背伸び運動はとても大切です。
この運動という項目はもっとも自分の努力を要するところです。
一人では実行するのがなかなか難しいです。
なので近隣のジムや市の体育館などで運動するのが一つの手段になります。
仲間がいればなんとかなります。
尚、当院でもフレイル脱出目的でシニア向けのトレーニング教室を行なっています。
治療のできる当院・院長の藤本誠が個人レッスンを行いますので「こんな私でもトレーニングできるだろうか?」とか「痛みがあっても運動して大丈夫だろうか?」などの不安も一緒に解決していきます。
ご興味のある方はお気軽にお電話でご相談ください。
③治療
運動をはじめると、必ずどこかに痛みが生じてきます。
これを取り除きながら運動を続けていくために治療は欠かせません。
また、運動をはじめると、これまで見えていなかったお体の歪み(ゆがみ)が見えてきます。
隠れている歪みの上に筋肉がついてきて、その筋肉に引っ張られて歪みが増してきます。
お体の歪みは整体で治していく必要があります。
整体治療をせずに歪みをほうっておいたまま運動を続けると、歪んだまま筋肉がついてそのまま固定されてしまいます。
となると、歪みによって内臓の入れ物の骨盤にも歪みが生じてしまい、内臓にも負担がかかってきます。
やがて血液検査で異常が出てしまったりと厄介なことにもなりかねません。
池田で整体治療をご希望の方は藤本鍼灸整骨院にお問い合わせくださいませ。
このようにお体を良くするためには
①食事
②運動
③治療
の3つがセットで必要になります。
体が元気になれば自然と心にも活気が出てくるものです。
健常な状態から要介護に至るフレイルの段階であれば十分に健常な状態にいくことができます。
食事と運動と治療をワンセットにして、ご自身の心身を健全に保って頂ければ幸いに存じます。
この記事を最後まで読んで下さった方、そしてそのご家族の方々のご健康とご多幸をお祈りいたします。
監修 柔道整復師 鍼灸師
藤本 誠
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